
あなたはイタリアンタイプだ!
このページに訪れたあなたは、フレンチorイタリアンの料理診断をしてきてくれたはずだ。
もし料理診断がまだならこちらから料理診断をしてくれ!
料理診断はページ内の最後にあるが、フレンチとイタリアンの違いについても書いているから読んでいってくれ!
【イタリアンタイプ】社交的なあなたに!
あなたは「日常に心地よさを求める」リラックス派。
明るくてカジュアルな雰囲気や美味しい料理をシェアしながら気の合う人と楽しい時間を過ごすのが好きなタイプ。
気取らず、でも心を満たしたいあなたにはイタリアンがぴったり!
こんなときにおすすめ
- 気の置けない友人とワイワイしたい
- 美味しいものをたくさんシェアしたい
- 気分転換したいとき
イタリアン好きに多い心理タイプ
1. 社交的でオープンマインド
イタリアンを好む人は、人とのつながりを大切にするタイプ。
パスタやピザを囲みながら会話を楽しむシェア文化が好きな人は、自然と周囲に笑顔を広げる存在。
2. 感情を表に出すのが得意
自分の気持ちを素直に表現できる人が多く「楽しい」「美味しい」が言葉や態度に出やすいのも特徴。
ポジティブなエネルギーが周りに伝わるムードメーカー!
3. 瞬間を楽しむ「今」を重視派
複雑な計画よりも「今この瞬間が楽しいか」が大事。
その場の空気感や臨場感を味わうのが得意で、食事もイベントも勢いやノリを大切にする傾向がある。
【イタリアンマナーの基本】実は「ラフだけど奥深い」がキーワード
ここまで読んだ人は、イタリアンはカジュアルで気さくという印象が強いと思う。
だが、イタリアンがマナー不要というわけではない。
実際のレストランの現場でも、最低限のテーブルマナーを知っているかどうかで、その人の印象は大きく変わる。
イタリアンは「カジュアル」だが「無礼」ではない
イタリアの家庭料理をルーツに持つイタリアンは、フレンチに比べて形式ばっていない。
しかしそれは自由であって、雑という意味ではない。
気軽さと美しさを両立させるのがイタリアンマナーの本質である。
基本のテーブルマナー(最低限これだけ)
以下は、イタリアンを楽しむうえで最低限知っておきたいテーブルマナーである。
マナー項目 | ポイント・注意点 |
---|---|
ナプキンの使い方 | 座ったらすぐ膝に広げる。口元を拭くときだけ使う。テーブルに置かない。 |
フォークとナイフ | 外側から順に使う。食べ終わったら「ハの字」に並べて終了の合図。 |
食べる順序 | 前菜→パスタ→メイン→デザート→カフェが基本コース。スープは少なめ。 |
とくにナプキンの扱いは見られがちである。
紙ナプキンが出された場合も無造作に使わず丁寧に膝へ置くことを意識したい。
パスタの食べ方に注意
イタリアンの花形ともいえるパスタだが、ここでもマナーの違いがある。
・スプーンを使わずフォークだけで巻くのが本場流。
・すすらず音を立てずに食べる。
・大きく口を開けず、ほどよい量を巻いて一口で。
スープ系のパスタ(ミネストローネなど)を除き、パスタは基本的に巻いて食べる料理である。
すすってしまうとカジュアルな空気も一気に崩れてしまうので注意したい。
フォーマルでなくても「気配り」がマナー
イタリアンは肩ひじ張らずに楽しめる反面、「見られていないようで見られている」のがマナー。
料理を引き立てるためのふるまいは、料理人への敬意でもある。
「カジュアルな中に美しさを宿す」——それがイタリアンでの食事マナーの真髄である。
【最低限これだけ】イタリアンでやってはいけないNG行動
ここでは、イタリアンレストランで「知らずにやってしまいがち」なNG行動をする。
イタリアンはフレンチに比べてカジュアルとはいえ、マナーを軽んじてよいわけではない。
料理を楽しむ場だからこそ、最低限の気配りが大切である。
ちょっとした所作が、あなたの印象を大きく左右することになる。
パスタをすするのはNG
先ほども伝えたが、イタリアンではパスタは「噛んで食べる」ものとされており音を立てるのは下品とされる。
日本の麺類文化に慣れていると無意識にパスタもすすってしまうが、これはNGである。
- 音を立てると周囲の雰囲気を壊してしまう
- 特に静かな店内ではかなり目立つ
- 麺はフォークに巻いて食べるのが基本
巻き方のコツ
パスタを皿の底に軽く押し当てフォークで2〜3回巻く。これでちょうど一口分になる。
スプーンを使いたい場合は、店の雰囲気を見てからにするのが賢明だ。
フォカッチャで皿のソースをべったり取る
パンでソースを拭うのは、イタリアでも見られる行為で「スカーラレッタ」と呼ばれるがやりすぎは禁物だ。
- フォカッチャで皿を掃除するように拭うのは下品
- パンにソースを少しつけて楽しむ程度にとどめるのがスマート
- 目の前の人の食欲を削がない配慮が大切
食事は共有の時間でもある。
自分が美味しく食べるだけでなく、隣の人が気持ちよく過ごせるように振る舞うのが本当のマナーである。
ピザをナイフ&フォークで無理に切る
ナイフとフォークを使うのがマナーと思い込んでいないだろうか?
イタリアではむしろカジュアルな店では手で食べるのが自然とされている。
- ピザの種類や生地の硬さにより、ナイフでは切りにくいものも多い
- 無理に切ると具が崩れて見た目が悪くなる
- 手で取りやすいサイズにカットされている場合、そのまま持って食べるのがOK
ただし、高級レストランや格式ある場ではナイフ&フォークが基本。
店の雰囲気を見て判断するのが大人の対応である。
知ってるだけで得するイタリアン雑学
イタリアンのテーブルマナーって、実はルールよりも文化の理解が大事だったりする。
ちょっとした雑学を知っているだけで、「食のセンスがある人」として一目置かれることも。
話のきっかけにもなる雑学ネタをいくつか紹介しよう。
ピザ=夜の食べ物?いや、朝食に食べる地域もある!
「ピザはディナーの定番」と思い込んでない?
実は、イタリア南部(特にナポリ周辺)では、冷めたピザを朝に食べる文化がある。
- 昨夜の残り物ピザを温めずそのまま
- エスプレッソと一緒に、軽く朝食代わりにする人も
- トーストやクロワッサンの代わりにピザ!という感覚
日本で冷やご飯に味噌汁が当たり前なように、彼らにとっても「冷めたピザ」はごく自然な存在なんだ。
「朝ピザって、アリらしいよ」って話せば、テーブルがふっと和むはず。
食後のエスプレッソは、マナーというより儀式
「イタリア人は必ず食後にエスプレッソを飲む」と言われるけど、あれはマナーではなく締めの文化。
本質は、「会話と余韻を楽しむ時間」にある。
- 食後すぐにカフェを頼むのは席を立つ合図ではない
- エスプレッソを飲みながら「今日の料理はどうだった?」と語らう
- 飲み終えたら会計…が自然な流れ
しかも、カフェに砂糖を入れるかどうかにも好みと哲学がある。
「俺は人生に甘さを足す」と言って角砂糖を2つ入れる男性もいれば、「人生の苦さも味わう主義」と言ってブラックで飲む人も。
たった一杯のエスプレッソに、その人の生き方がにじむ。
そんな話ができたら、あなたもイタリアン通。
パスタの量は前菜扱い!? メインじゃないって本当?
日本では、パスタ=メイン料理という感覚が一般的。
でもイタリアでは、パスタは「プリモ・ピアット(第1の皿)」にすぎない。
- アンティパスト(前菜)の後に出る
- パスタの後に、肉や魚の「セコンド・ピアット(第2の皿)」が続く
- だから、パスタの量は意外と控えめ(80g前後が平均)
イタリア人が「パスタだけで満足する日本人」を見ると「軽めのランチかな?」と思うことも。
「パスタは通過点」という感覚、知らないとズレるかも。
オリーブオイルは万能じゃない!?「使い分け」の常識
イタリアでは、オリーブオイルの種類や使い方にもこだわりがある。
- エクストラヴァージン → 風味を楽しむ仕上げ用
- ライトオイル → 揚げ物や炒め物など加熱用
- 産地や品種によって、香りも辛味もまったく違う!
ちなみに、イタリアのスーパーでは「用途別オリーブオイル」がズラリ。
日本で言う醤油の使い分け(刺身・煮物・かけ用)に近い感覚だ。
「この香り、トスカーナ産っぽいね」と言えたら完全に上級者。
イタリア人は「料理にチーズをかけすぎない」って知ってた?
パスタといえばチーズ!
だけど、実はイタリアでは「なんでもかんでもチーズをかけるのはNG」。
- シーフード系パスタにチーズをかけると「素材の風味が死ぬ」と嫌われる
- 「カルボナーラ=粉チーズまみれ」も本場では邪道扱い
- チーズの量ではなくタイミングと種類を大切にするのがイタリア流
「これはチーズ合わないかもね」とさりげなく言えたら味覚センスのいい人認定。
【まとめ】マナーは「自信」になる。堅苦しくないのに美しい、それがイタリアン
イタリアンのマナーって、実は「気取るため」じゃない。
一緒に食べる人との時間を、もっと心地よくするための知恵なんだ。
最低限のマナーが「自信」になる
ナプキンの置き方、フォークの持ち方、食後のエスプレッソの意味…。
どれも完璧じゃなくていい。
でも、ちょっとだけ知ってると、ふるまいに余裕が出る。
その余裕が、この人と一緒にいると心地いいなって印象につながる。
つまり、マナーは自分の魅力を引き出すための秘密の武器なんだ。
堅苦しさゼロ、だけど美しい
イタリアンの本質は、陽気さと自由さの中にある「気づかいの美しさ」。
- 料理の香りや会話の流れを乱さないように、音を立てずに食べる
- 店員さんへのひと言に、感謝と余裕を込める
- 自分の一皿に集中しすぎず、テーブル全体を楽しむ
どれも堅苦しくない。
だけど、そのひとつひとつに人を想う美しさが宿っている。
だからイタリアンは、気どらずに品が出る。
それが最大の魅力だ。
「知ってる私」になると、人生のテーブルが広がる
マナーを少し知ってるだけで、初対面の人とでも会話がスムーズになる。
気になる人との距離も、そっと縮まる。
家族との食事が、いつもよりあたたかく感じる。
それって、すごく人生得してると思わない?
料理を学ぶんじゃなくて、「食を通して自分を整える」。
そんなマインドを持って食卓に座ると、あなた自身の魅力がじんわり伝わっていく。